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2006.10.14

思い入れの強い・・・

今日は、今年の初夏に作ったこのシンクについて・・・
製品紹介のページにも載っているこのシンク。
製作には苦労しました。
まずはこの角の立ち上がり。(縦に伸びている2本の線です。)
一見なんてことの無い様にみえますが、
立ち上がり箇所は曲げてます。
どこで溶接してるかわかりますか?


シンクを作る方ならわかると思いますが
板取、折り曲げ、溶接全て難易度高めです。

それから仕上げですが、お客さまが「#300」仕上げを希望されまして
研磨にも苦労いたしました。
「磨き仕上げ」と言うと、「#400」と呼ばれる仕上げが一般的なのですが、
どうしても「#400」より、ツヤを抑えたいと言うご希望で、
2度、3度、試行錯誤しながら何とか、ご希望に近い仕上がりになりました。

この写真をみると、いろいろ大変だったことを思い出します。
早いものでもう秋ですねぇ・・・・・。
これが5Rのシンクです。
ここまで来ると、見た目が結構違います。

私が会社に入ってから知っている限りですが
5R、8R、10R、16R、20R、30R、50R、100R、は
今まで製作しております。
(後はピン角の角槽があります。)

Rが大きくなると、丸~い感じ(当たり前ですね)
Rが小さくなると、シャープな感じと言ったところでしょうか。