ブログ

2006.10.06

早くも・・・・

毎日続けると誓ったこのブログ・・・・早くも挫折 orz

なんでも毎日続けるのは大変ですねぇ。

昨日、今日と目が回る位忙しく、とてもブログを書くまで
手がまわりませんでした。(いいわけですが・・)

工場内の仕事がパンク寸前なほどで、私も工場内で働く毎日です。
スイマセン今日は写真ありません!

明日からまた頑張ります!!(予定)
2006.10.04

丸い・・・

今日は丸いシンクについて・・・

高橋製作所には、いろいろなお客様がいらっしゃいます。

例えばこの様な丸いシンク。

底の部分と、周りの部分を、別々の板で溶接して仕上げます。
底の部分はヘラ絞りという方法を使います。(外注です。)
それをロール状に曲げた板と、つなげます。内側から溶接して、叩いて、削るわけです。
私はこのタイプのシンクを、やったことがないので、聞いてみました。職人、NAKAMURA 曰く・・・・・「簡単な日もあれば、難しい日もある。まぁその日の気分次第だな。」
・・・・・・ん~ 職人World ! (それじゃ困る。)
それを天板と溶接して削って仕上げます。
で、出来上がり~。
(スイマセン。あと研磨がありました・・・)

いわゆるオーソドックスなシンク以外に、多種多様なシンクも作ってるんですよ。
2006.10.03

プレスシンク。

今日は昨日に引き続きまして、仕事の内容について・・・

高橋製作所は手板金シンク、カウンターを作っている会社です。

・・・と、謳っていますが、(2回目)写真のようなプレスシンクとの
コラボレーションもやっております。(大袈裟ですね・・・)

お客様によっては、「手板金シンクよりも、プレスシンクの方がいい」・・・と、
おっしゃられる方もいらっしゃいます。

正直申し上げて、手板金シンク(特にH.L)は、使い始めの時、
水の流れが悪い所もあります。

ですが、既製のカウンターでは自分の好みにあった、デザイン、寸法のモノがない。
・・・といった時に使う方法ですね。

一般的にプレスシンクを溶接する際に使われる方法は、
シーム溶接という溶接方法です。
ですが、この方法ですと、溶接可能なモノは限られてしまう場合があります。

高橋製作所では、プレスシンクの溶接にも、アルゴン溶接を使っております。

一見、手板金シンクの溶接と、プレスシンクの溶接は同じ様に見えますが、
結構違います。

一言で言うならば・・・・・・・・・・・・・・・ムズカシイ!!

私も上手く溶接出来るまでに、2、3台はダメにしました。
しっかり溶接出来ていないと、研磨した時に穴が開いてしまいます。
その穴を溶接で埋めようとしても、9割方ダメですね。

研磨した後のステンレスは、最初の板の状態よりも薄くなっていますので、
(薄いと言ってもシンクは外れないですよ。)
溶接しようと試みた瞬間に、恐ろしいほど穴が広がっていきます。

なので、一発で決めないとダメなんですねぇ。

(ここに書いてある溶接と言うのは、天板とシンクをくっ付ける溶接のことです。)
解かり難かったカナ?
2006.10.02

シンクだけじゃない!

今日は仕事内容について。

高橋製作所は手板金シンクやカウンターを作っている会社です。

・・・と、謳っていますが、それだけでは なかなか食べては行けません。
なので、ステンレスに関するあらゆるモノを製作しております。

例えば、写真のような木工のカウンター。
下の化粧の無い部分に「寸法拾って、板を切って、折って、貼っておいてね~。」
なんて事もやってます。

今回のカウンターは直角に曲がっているので、それほど難しくないのですが、
鋭角や、鈍角、Rのモノになると結構厄介です。
試し折りを何度もして合わせなくてはいけないモノもあります。

ですが、お客様が喜んで品物を持って帰るのをみると、
がんばって良かったなぁなんて思います。

他にも、建築金物、ネームプレート、看板なども作っております。(後日載せます。)


今日堅いなぁ。
2006.09.30

来ました!

先日書きました、一本シリンダー引退に伴い、
新しい機械を導入しました。

株式会社 アマダ製<SPH-30C>。
新しい機械が入ると何かワクワクしますよねぇ。

これから長い付き合いになると思います。
よろしく!

(先日引退予定でした、一本シリンダー、現場の強い要望により、
大手術を行い、残すことに決定しました。)
2006.09.29

困っています。

今日はステンレスの価格について・・・

今、ステンレス鋼の価格が大変なことになっています。
原料のニッケルの価格高騰(世界的な需要増加のため)で、
メーカーの値上げが相次ぎ、高値が続いています。
今年の12月頃には恐ろしいことに、一年前の約2倍になるそうです。

そのため見積もりをする際に材料の上昇分(全部じゃないですよ)を
添加せざるおえません。
ですが、なかなかお客様の理解を得難く、大変苦労しております。

そんな中、メーカー各社の業績はよくなる一方・・・
!?!?!?

社長がよく言っています。「裏の畑で作るわけにいかないからねぇ。」
・・・う~ん。納得。
メーカーの皆さん、末端の業者はみんな困ってますよ~!!(見てない・・・)

なんか今日は、愚痴ばかりになってしまいました。スイマセン。
これから長い付き合いになると思います。
よろしく!

(先日引退予定でした、一本シリンダー、現場の強い要望により、
大手術を行い、残すことに決定しました。)
2006.09.28

ついに・・・

この機械は、<一本シリンダー>という機械です。今日はこの機械について。

高橋製作所では主にシンクの底のR曲げをするために使う機械です。
この機械、実は・・・手作りです。もちろん中のモーターなどは市販の物で、
いろいろ部品を集めて、組み立てて作った物だそうです。
社長が以前勤めていた会社の方が作ったそうで、御年な、なんと30歳。
私と同級生なんですよ!
当時の既製品は使い勝手が悪かったらしく、それで作ったらしいです。

しかし・・・最近とても調子が悪く、動いたり、止まったりの繰り返し・・・
モーターとポンプがもう限界のようです。
今まではモーターのコイルを巻換えたり、ポンプのオイルを交換したりして、
なんとか今日まで働いてくれましたが、
どうやら寿命が来たようです。

使い勝手が良く、職人さんたちも使い慣れているので、
なんとかして使いたかったのですが、
このタイプのモーター、ポンプは現在製造されてないらしく、
引退させることにしました。

私自身も入社した時から使ってましたので、なんとなく寂しいですねぇ。
ともかく、長い間お疲れ様でした。
2006.09.27

材料について・・・

今日は材料について・・・

高橋製作所はステンレスを加工している会社なので、常にステンレスの板、パイプなど
ある程度在庫として持っています。(当たり前ですね。)

それは、お客様のニーズに応えるためです。

最近多いのは、朝注文が入り、夕方もしくは、昼頃引取りに行きたいとか、
持ってきて下さいとか・・・もちろんこれは切板や巾木、折板などの品物ですが、
シンクやカウンターなども、納期が一週間など短い場合、
研磨や裏合板を貼る時間を考えると、
すぐに始めないと間に合わない場合があります。

このため在庫を多く持つことがお客様の期待に応えるためには必要なんですねぇ。
(一見乱雑に置いてある様に見えますが、実は細かく分けてあります。)
2006.09.26

この鞄は営業に出るために、必要なサイズに作った特注品です。
特注品と言っても自分で仕上がり寸法を決めて、板取をして、曲げて、溶接して研磨して作った鞄です。

材料は<SUS V.B 1.2t >鞄の外側のRはシンク底部分のRと同じで、
角のRもシンク角のRを溶接する方法で作っています。

営業と言う新しい舞台で戦うために何かないかと考えて思いついたものです。
営業先での反応も上々。
中には、「持たせてくれる?」なんて嬉しいことを言ってくれる方もいらっしゃいました。
・・・が、皆さん鞄の重さにビックリ!そうなんです。重いんです!

普通こんな形で市販されている鞄は、ほぼアルミニウムなんですが、
アルミニウムの比重2.7に対して、ステンレス304の比重は7.93。
つまり約3倍重いのです。

さらにこの中にサンプルやら、資料が入っているのでかなりの重さになります。
実用性は低いですが、立派な営業ツールになっています。(たぶん)
2006.09.25

H.P開設

待ちに待ったH.Pの開設。H.P開設あたり、くらしネット土屋様、権藤様には大変お世話になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

高橋製作所の工場内の仕事から、表回りの営業マンに転身して早6ヶ月。
まだまだ思うような成果は出てませんが、このブログで営業先での出来事や、会社内のこと、品物についてなど、綴って行きたいと思います。


堅い!?