ブログ

2006.11.20

どうだ~!!

気が付けばもう11/20・・・・
ブログを最後に書いてからもう10日以上経ってしまいました・・・

前にも書きましたが、工場がとても忙しく
「ブログ書くならモノ作れ」と言う状況でして
工場でモノ作りをしつつ、電話で次の仕事の打ち合わせをしつつ
お客さんの所へ伺い打ち合わせをしつつ、帰ってから見積もりを
片付けると・・・・書けませんでした。(以上言い訳です。)

だいぶ工場が落ち着いてきたので、今日からまた頑張ります。

さて、今日はタイトルにもありますが銅のシンクについてです。
Technical Stainless 高橋製作所  と、言ってますが
様々な金属を加工しています。
写真が銅製のシンクです。
ステンレスとは色がだいぶ違いますね。

何処で使うのでしょうか?
見かけたことがある方のほうが少ないと思います。

これはお茶室で使われるそうです。
お茶室では昔から銅のシンクらしいです。
(ステンレスがまだ存在しなかったから?)
銅は、人類が初めて手にした金属と言われているので
昔はこういった加工品に銅は不可欠だったんでしょうねぇ。
2006.11.08

痛い!!・・・・その2

昨日に引き続き、溶接での痛いシーンについて・・・
これがアルゴン溶接機のトーチと言われる部分です。
そしてその先端にある、
針の様にとんがっている溶接用電極棒(タングステン)が
今日の主役です。

茶色い(初めはピンク)部分からアルゴンガスが出て
空気を遮断して針の部分で溶接するわけです。

何が痛いかと言うと、金属を溶かすために
この針の部分が当然物凄く熱くなるわけで
ちょっと油断しようものなら、手や足に作業着を貫通して
刺さってくるんです!!

しかも皮膚を溶かしながら結構深くまで--------ズブっと・・・
痛いは熱いはもう大変です。

でも血は出ないんですよ。皮膚が熱でくっいてしまうので・・・

しばらくしてその刺さった箇所は固くなり痛くなります。
(膿んでるのかも・・・)

溶接を始めた頃は、このキズだらけでしたが
1年位やるとだいぶ減りましたねぇ。

・・・・・が、ブランクのせいか、この痛みが再び・・・・orz
2006.11.07

痛い!!

11月に入り、朝晩だいぶ寒くなってきましたねぇ(オヤジくさい!?)

さて、高橋製作所は現在とても忙しく
私も外回り営業マンから溶接工に転身している毎日です。

しかし久しぶりの本格的な溶接で(2~3年ぶり!?)
顔が異常に痛いんです。

溶接の光は紫外線が物凄く強く、焼けるを通り越して
軽いやけど状態になります。
家に帰り風呂に入ると、ぼろぼろ顔の皮がむけます。
そこでこの日焼け止めクリーム!
(・・・と言っても溶接用の紫外線防止クリーム。)
これをごってり顔に塗るのですが
結構、強力なクリームなので塗りすぎると顔が白くなりすぎて
病人のように見えます。

「溶接はお面をしてるから焼けないのでは・・・」
と、言われそうですが、お面なしで溶接する場面も
結構多く、そこで焼ける訳です。
2006.11.05

3連休!!

・・・・・の方が多かったようですね(11/3~11/5)

そんな行楽シーズン真っ只中、高橋製作所は

・・・・・・仕事してました。

いや、良いことなんですよ、仕事がたくさんあることは。
ただ、どの品物も納期が短くて・・・・

もう少余裕をもって仕事に取り組みたいですねぇ。
2006.11.01

スクラップ

今日はスクラップについて。

品物を作る上で必ずでるのがスクラップ。


魚料理で言えば、頭と骨と尻尾。
肉料理で言えば、頭と骨と尻尾。・・・・・同じか。

つまり食べることの出来ない(品物にすることが出来ない)材料です。
これはスクラップ工場で撮った写真です。
手前右のほうが、当社で捨てさせて頂いたステンレスです。

材料の値段が上がっているので捨てるのが勿体無いですが
置ける場所が限られているので仕方ないです。

このスクラップを自分で簡単に再生出来れば最高ですねぇ。

材料の調達費用が減り、品物の金額を下げることが出来て
お客様大喜び!

・・・・・・・・と、成る訳です。
2006.10.31

バーチカウンター

今日はこのカウンターについて・・・

一見普通のカウンター。
・・・ですが、よく見ると、いつもはステンレスの見付部分が木です。

これはバーチ合板を使ったカウンターなんです。
ただの合板ではなく、木の層がバームクーヘンのように
積み重なっているのが解かりますか?
今回のカウンターは2.0ミリのステンレスに28ミリのバーチ
合板を貼っております。(福沢工芸さんに貼って頂きました。)

オールステンレスも良いですが、木が入ることによって
なんとなく、柔らかい感じになります(自論。)
2006.10.30

時計屋さんの什器。

以前ブログに書いた㈱福沢工芸社様。
高橋製作所のカウンターの裏打ち合板を貼るのは、サイドメニューでメインは写真のような什器の製作です。
そこでちょこっと必要になるステンレスの部材を作っているのが当社です。
メインは木ですが、ステンレスが入ることによって
アクセントが付いてます。(自論)
今回の什器は時計屋さんのモノだそうです。
完成写真を頂いたのでUPさせて頂きました。
2006.10.28

オリジナル。

今日はこのパイプの磨き方について。

このパイプ、下の丸いベースと裏で溶接しています。
溶接すると茶色い様な、青白い様な色が着きます。
まずそれをバフで消します。
ここからが問題です。
お客様の希望は、H.L仕上げです。さあどうしましょう?
品物の数量も多く、手でH.L仕上げにしようとしても
目が曲がってしまい、上手く行きません。

そこで・・・・!
職人ITOさん考案、名づけて半自動研磨機!!ボール盤に自ら作った道具(左は上部分。ステンレスの残材で、右は下部分。壊れたサンダを分解して作ってます。)を着けて、ロクロのようにクルクル回すわけです。
・・・で、そのクルクル回っているパイプの磨きたい場所に研磨材を当てるわけです。
どうでしょう?上の磨く前の写真と見比べて下さい。
ビューティフルじゃないですか?

こんな風に、困ったときは自ら道具を作ってしまうあたり
さすがはベテランと言ったところでしょうか。
2006.10.27

用語集。

あるブログを読んだ方から
「意味の解からない言葉が多々ある。」
とのご指摘を受けまして、用語集なるものを作ってみました。 
(くらしネット土屋様作)

説明が下手なので、パクリもありますが・・・
よろしければ、見てください。
2006.10.24

メラ焼き。

3日程書き込みをサボりました・・・・・気を取り直して。
今日は塗装について・・・
上の写真はスチール製でいわゆるメラ焼き塗装をしています。
メラ焼き塗装とは、正式にはメラミン樹脂焼付塗装と、言うそうです。

高橋製作所では塗装(外注です。)する品物の9割がスチールです。
ステンレスも塗装出来るのですが、ノリが悪くはがれやすいので適してません。

高橋製作所は手板金シンク、カウンターを作っている会社です・・・
いろいろやってる会社です・・・